|
殺
しも鯖もMで始まる―地底の密室! 講談社ノベルス 浅暮 三文 (著) 新書 (2002/12) 講談社 |
|
地中の密室!奇術師連続殺人!!奇想天外な血文字!!! 講談社ノベルス創刊20周年記念 特別書き下ろし作品 「6万4000ドルの問題」「犬が間違った木に吠える」……謎の警句を撒き散らす全く新しい名探偵が誕生した!!――(週刊ことわざ通信DX) タイトルで購入を迷うなら、だまされてみるのも一興。――(日本密室新聞書評欄) 掘られた形跡のまったくない地中の空洞で奇術師は餓死していた。人をくったダイイング・メッセージ「サバ」は何を意味する?容疑者が雪の山荘に閉じ込めら れた夜、第2の密室殺人が発生。室内にはさらに不可解な血文字「ミソ」が。ヒトクセある探偵が解き明かす真相は、どこまでも “本格ミステリ”だった!! |
|
左
眼を忘れた男―I wanna see you 講談社ノベルス 浅暮 三文 (著) 新書 (2002/03) 講談社 |
|
臨死体験
より過酷な運命とは! 病床から探る殴打事件の衝撃の真相。 気が付けば病院のベッドの上。指ひとつ動かせない身だが、なぜか外の風景が見える。どうやら後頭部を強打され、左眼が眼窩(がんか)から飛び出し彷徨って いるらしい。平凡なサラリーマンに何が起こったのか。犯人は誰?左目はどこ?視覚だけを頼りに行き着いた摩訶不思議な真相。前代未聞のエンターテインメン ト! これミステリーか? たぶん。 じゃ、ファンタジー? 近いね。 コミックノベル? 一部は。 結局、なに? プルーストとゴーゴリーを足してカフカで割ったって感じかな。 要するにカクテルか。 そう、かなり悪酔いするよ。 |
|
カ
ニスの血を嗣ぐ 講談社ノベルス 浅暮 三文 (著) 単行本(ソフトカバー) (1999/08) 講談社 |
|
嗅覚が極度に発達した隻眼の男・阿川。彼は死んだ犬に付いていた匂い
を、バーで出会った女に嗅いだ。が、一夜を共にした後、女も急死。悲劇の香りを辿れば、そこには男を破綻させた過去と女の一家の不幸があった。カニス、ラ
テン語で犬。昏い伝言を嗅ぎ回る男にも魔手が迫る。幻想にむせ返り、心震える傑作。 |
ダ
ブ(エ)ストン街道 Mephisto club 浅暮 三文 (著) 単行本 (1998/08) 講談社 |
|
キッチュ
でポップな迷宮譚! その道を通ってどこか遠くへ ぼくたちはいつもどこか遠くへ行きたいと思い、けれどもどうやって行けばいいのかわからない。浅暮三文はそんなぼくたちに、その場所への行き方を教えてく れる。それが『ダブ(エ)ストン街道』だ。その街道ではあらゆることが起こり、なによりその街道の向こうには、ぼくたちが知らない世界が広がっている。そ して、その『ダブ(エ)ストン街道』に行くには、ただ1冊の本の頁をめくるだけでいいのである。――高橋源一郎 あの、すみません。ちょっと道をお尋ねしたいんですがダブ(エ)ストンって、どっちですか?実は恋人が迷い込んじゃって……。世界中の図書館で調べても、 よく分からないんです。どうも謎の土地らしくて。彼女、ひどい夢遊病だから、早くなんとかしないと。え?この本に書いてある?!あ、申し遅れました、私、 ケンといいます。後の詳しい事情は本を読んどいてください。それじゃ、サンキュ、グラッチェ、謝々。「今、行くよ、タニヤ!」 |
|
ダ
ブ(エ)ストン街道 講談社文庫 浅暮 三文 (著) 文庫 (2003/10) 講談社 おすすめ度: |
|
悪
夢はダブルでやってくる 浅暮 三文 (著) 単行本 (2005/01) 小学館 |
|
缶詰を開
けると魔法使いが現れ…。 長期休暇を家でゆっくり過ごそうと、主人公はマーケットで食料を購入した。家に帰り、早速カンヅメを開けると、「ポン」という音とともに、魔法使いが出現 した。魔法使いは、ひとつだけ望みを叶えてやるというお決まりの言葉をはくが、カンヅメの中身で部屋を汚された主人公は怒り心頭。意地でも魔法使いの言う ことを聞こうとしない。そして、しつこい魔法使いから逃げ出した。追う魔法使い。実は、魔法使いにも望みを叶えてやらねばならない深刻な理由があった。逃 走は世界を駆け巡り、意外な人物が登場し、そして、もっと意外な結末を迎える。 |
|
針
ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション 浅暮 三文 (著) 単行本 (2004/01) 早川書房 おすすめ度: |
|
日本企業が出資し、アフリカの密林を切り拓いてコーヒープラントを作ろ
うとしている現場で、現地の作業員が失踪。一方東京では、ある男が原因不明の皮膚感覚の亢進に見舞われる。この無関係に見える両者には共通点があった…? |
10
センチの空 浅暮 三文 (著) 単行本 (2003/12/17) 徳間書店 おすすめ度: |
|
大人にな
る。そうなのだ。空を飛ぶ仲間の合言葉。空を飛ぶための呪文。
「大人になっても僕は空を飛ぶことを忘れません。そして大人になっても僕は空を飛ぶ仲間のことを忘れません…。」 ほろ苦くも切ない青春ファンタジー。 |
似
非エルサレム記 浅暮 三文 (著) 単行本 (2003/07) 集英社 |
|
「聖地エルサレムが動き出した!」一匹の犬とともに移動を開始したエル
サレム。「彼」の移動の目的は? 「彼」の目指すものは? 人間世界はてんやわんや。アイロニーに満ちた大人のための寓話。 |
|
石
の中の蜘蛛 浅暮 三文 (著) 単行本 (2002/06) 集英社 おすすめ度: |
|
人並みは
ずれた聴覚を持つ男。彼は自分を殺そうとした相手をつきとめる
ため、ある女を探そうとする。彼女の残した「音の記憶」を頼りに。ファンタジーとハードボイルドの融合! 書き下ろし長編。第56回日本推理作家協会賞
「長編および連作短編集」部門 受賞。 |
|
実験小説 ぬ 光文社文庫 浅暮 三文 (著) 文庫 (2005/07/12) 光文社 |
立ち 読み |
|
石
の中の蜘蛛 集英社文庫 浅暮 三文 (著) 文庫 (2005/03/17) 集英社 おすすめ度: |
音を頼りに謎を追う。ファンタジック・ミステリー。 ギターの修理を職業にする立花は、突然「そこに残された音」が聴こえるようになる。彼は音を頼りにある女の消息を追い始める。日本推理作家協会賞受賞の新 感覚ミステリー。(解説・山田正紀) |
|
嘘
猫 光文社文庫 浅暮 三文 (著) 文庫 (2004/09/10) 光文社 おすすめ度: |
|
住み慣れ
た大阪を離れ、東京の広告代理店で働き始めたアサグレ青年。六
畳一間の安下宿にある晩、転がり込んできた一匹の肥った猫は、翌日、五匹の子猫を産んだ――。慣れない東京での生活に、生まれたての子猫まで抱え、アサグ
レ青年のてんやわんやの毎日が始まった……。 懐かしくも愛おしい猫たちとの不思議な日々をリリカルに綴る、著者初の自伝的青春小説! |
|
ラ
ストホープ 創元推理文庫 浅暮 三文 (著) 文庫 (2004/06/30) 東京創元社 おすすめ度: |
|
東堂と刈部が経営する釣具店“ラストホープ”に届いた一枚のファクス、
それがすべての始まりだった。病床の父のために多摩川の山女魚が欲しいとの依頼を受け、東堂は山女魚を釣り上げるが、その途端何者かに襲撃される。困惑す
るふたりはいつしか一億円争奪ゲームの真只中に―。“最後の希望”を売る店の、愉快な悪漢コンビが奮闘するクライム・コメディ。 |
|
夜
聖の少年 徳間デュアル文庫 浅暮 三文 (著) 単行本 (2000/12) 徳間書店 おすすめ度: |
|
発光する
体。それは人が〈大人〉になる儀式のためのシグナルだった。抑
制遺伝子を移植され、清廉な社会の一員となるという義務―それを拒んだ少年たちは、土竜と呼ばれていた。日の当たらぬ地下に住み、いつも腹を空かせ、秩序
をまもる炎人から逃げまわる日々。しかし、そんな土竜の一人だったカオルが、閉鎖された研究室で、謎の巨人を見つけた時、封印されていた真実が解き明かさ
れはじめる。僕は誰なのか?この世界は正しいのか?少女マリアと二人で探索の旅に出たカオルが知ったこととは…。 |