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紅
玉の火蜥蜴 講談社ノベルス 秋月 涼介 (著) 新書 (2004/05/11) 講談社 おすすめ度: |
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連続放
火、連続殺人……。人間たちの穢(けが)れを清めるのは炎(か
み)か人か!? 人間の内面に宿る“狂気”を描く渾身作! 両親と弟を殺した爆弾魔への復讐を誓う、嘱託解剖医の嘉神沙遊良(かがみさゆら)。その彼女に殺されたいと熱望する霧嶋悠璃(きりしまゆうり)17歳。彼 女らの住む町で連続放火殺人事件が発生! キャリア警視の鴻薙冴葉(こうなぎさえは)は石細工屋・風桜青紫(かざくらせいし)の協力を得て犯人に迫るが、 次々と容疑者は焼死体となって発見される。 火に魅せられた真犯人の正体は!? |
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迷
宮学事件 講談社ノベルス 秋月 涼介 (著) 新書 (2002/09) 講談社 |
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死と再生を司る迷宮の象徴的意味が鏖殺事件を呼び招く! <講談社ノベルス創刊20周年記念 特別書き下ろし作品> 迷宮(ラビリンス)と迷路(メイズ)は混同されがちだが、構造も、意味も全くの別物である……。 高名な隻腕の建築家・東間真介は、自ら設計した、地上部分は左右対称(シンメトリー)、地下は迷宮構造の屋敷に住んでいた。そこで起きた鏖殺事件。迷宮内 の密室で、真介の遺骸は年齢退行をした赤子の姿で発見され……。 今、貴方の心奥の昏い迷宮の疼き出す! |
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月
長石の魔犬 講談社ノベルス 秋月 涼介 (著) 新書 (2001/06) 講談社 おすすめ度: |
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満月の蒼
白い光が、皓々と地面に降り注いでいる―― 右眼に藍玉(アクアマリン)のような淡い水色、左眼に紫水晶(アメジスト)のような濃い紫色の瞳をもつ石細工屋店主・風桜青紫(かざくらせいし)と、彼を 慕う女子大生・鴇冬静流(ときとうしずる)。先生に殺されたいと願う17歳の霧嶋悠璃。境界線(ボーダー)を彷徨う人々と、頭部を切断された犬の首を縫い 付けられた屍体。異常と正常。欲望と退屈。絶望と救い。根源を射つメフィスト賞受賞作!! |