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キ
マイラの新しい城 講談社ノベルス 殊能 将之 (著) 新書 (2004/08) 講談社 おすすめ度: |
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事件発生は750年前!古城の密室に石動戯作が奇抜な演出で挑戦する! この話を書けるのは殊能将之の他にいない! 「私を殺した犯人は誰なんだ?」欧州の古城を移築して作られたテーマパークの社長が、古城の領主の霊に取り憑かれた!? 750年前の事件の現場状況も容疑者も全て社長の頭の中にしかない。依頼を受けた石動戯作(いするぎぎさく)も中世の人間のふりをして謎に迫る。さらに、 現実にも殺人が! 石動はふたつの事件を解明できるか!? |
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樒・
榁 講談社ノベルス 殊能 将之 (著) 新書 (2002/06) 講談社 おすすめ度: |
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ドまん中
の密室トリックにして前代未聞のクセ球! 天狗を目撃したという宮司がいる荒廃した寺で、御神体の石斧が盗まれた。問題の“天狗の斧”が発見されたのは完全な密室の中。おびただしい数の武具を飾る 旅館の部屋の扉を破ると、頭を割られた死体と脅迫状が。悲運の天皇、崇徳院(すとくいん)を巡る旅の果てに事件と出遭ったかの名探偵の推理は。謎と企みに 満ちた本格! |
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鏡
の中は日曜日 講談社ノベルス 殊能 将之 (著) 新書 (2001/12) 講談社 おすすめ度: |
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かくて閉幕――名探偵、最後の事件! 歪(いびつ)な館、梵貝荘(ばんばいそう)の惨劇。名探偵の死にざま。 鎌倉に建つ梵貝荘は法螺(ほら)貝を意味する歪な館。主は魔王と呼ばれる異端の仏文学者。一家の死が刻印された不穏な舞台で、深夜に招待客の弁護士が刺殺 され、現場となった異形の階段には1万円札がばらまかれていた。眩暈と浮遊感に溢れ周到な仕掛けに満ちた世界に、あの名探偵が挑む。隙なく完璧な本格ミス テリ! |
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黒
い仏 講談社ノベルス 殊能 将之 (著) 新書 (2001/01) 講談社 おすすめ度: |
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騒然。驚
倒。ミステリ新世紀の幕開け。 名探偵が世界を変える! 9世紀、天台僧が唐から持ち帰ろうとした秘宝とは。助手の徐彬(アントニオ)を連れて石動戯作(いするぎぎさく)が調査に行った寺には、顔の削り取られた 奇妙な本尊が。指紋ひとつ残されていない部屋で発見された身元不明の死体と黒い数珠。事件はあっという間に石動を巻き込んで恐るべき終局へ。ついにミステ リは究極の名探偵を現出せしめた! |
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美
濃牛 講談社ノベルス 殊能 将之 (著) 単行本(ソフトカバー) (2000/04) 講談社 おすすめ度: |
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「鬼の頭(こうべ)を切り落とし……」首なし死体に始まり、名門一族が
次々と殺されていく。あたかも伝承されたわらべ唄の如く。──『ハサミ男』で鮮烈なデビューを遂げた著者の才能を余すところなく表出し、ミステリのあらゆ
る意匠が豊潤に埋め込まれたこの物語は、新たな探偵小説の地平を切り拓き、2000年ミステリ界の伝説となる! |
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ハ
サミ男 講談社ノベルス 殊能 将之 (著) 単行本(ソフトカバー) (1999/08) 講談社 おすすめ度: |
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第13回
メフィスト賞受賞作 連続美少女殺人事件。死体ののどに突き立てられたハサミ。その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、自分の犯行を真似た第3の殺人の 真犯人を捜す羽目に……。殺人願望と自殺願望という狂気の狭間から、冷徹な目で、人の心の闇を抉るハサミ男。端麗なる謎!ミステリ界に妖しい涼風が! 最近、推理小説らしい推理小説がないとボヤいている人へ。そんな貴方には、『ハサミ男』との心躍るひとときがお勧め。小気味よいユーモアと警句、三重四重 のたくらみを秘めた構成の妙、ありきたりの「狂気」に居直らない志の高さ──異能な才気がほとばしる注目新人の1st.は、久しく忘れがちだったミステリ のダイゴ味をたっぷり堪能させてくれる。気分は〈クライム・クラブ〉系、ネオサイコ・パズラーの快作!──法月綸太郎 |
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鏡の中は日曜日 講談社文庫 殊能 将之 (著) 文庫 (2005/06) 講談社 おすすめ度: |
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黒
い仏 講談社文庫 殊能 将之 (著) 文庫 (2004/01) 講談社 おすすめ度: |
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九世紀の
天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、一つの指紋も残されて
いない部屋で発見された身元不明死体。無関係に見える二つの事柄の接点とは?日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する二つの力。複雑怪奇な事件の解を、
名探偵・石動戯作は、導き出せるのか?賛否両論、前代未聞、超絶技巧の問題作。 |
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美
濃牛 講談社文庫 殊能 将之 (著) 文庫 (2003/04) 講談社 おすすめ度: |
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探偵小説のDNAが息づく傑作長編! 病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞(きおんどう)は、別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子(こうがどうじ)という牛鬼が棲むと伝えられて いた。運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。 古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた、精密で豊潤な傑作推理小説。 |
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ハ
サミ男 講談社文庫 殊能 将之 (著) 文庫 (2002/08) 講談社 おすすめ度: |
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怜悧・大
胆・精緻 新感覚ミステリの傑作 ハサミ男=美少女連続殺人鬼。死体の首には鋭く光るハサミが一丁! 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女 の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! |
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子
どもの王様 ミステリーランド 殊能 将之 (著) 単行本 (2003/07/30) 講談社 おすすめ度: |
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ショウタ
の親友トモヤは学校にはほとんど行かず本ばかり読んでいる。そ
のせいか途方もないつくり話をよくする。この団地の外側には何もない、現に団地の案内図には外側なんて描いてないじゃないかという。今日も学校はあったよ
とショウタがいうと、昨晩大急ぎで造ったのさ、といった調子だ。他にも団地に住む西の良い魔女と東の悪い魔女の話とか、残虐非道な子どもの王様の話と
か……。だがある日、ショウタはトモヤがいうとおりの姿かたちをした男を目撃する。もしかしてあれが子どもを穴蔵に閉じ込め、召し使いとしてこきつかうと
いう子どもの王様? |